常緑の針葉樹も実だけは冬の装いだ

あの暑い暑い夏の頃、冬は来ないんじゃないかと心配したが季節はちゃんと訪れる

 

玄青荘の柏の木も落葉し、春に備えようとしている。

人は植物のように若くなったり、老いたりを繰り返さない。

名門ゴルフクラブのメンバーの平均年齢はどこも77歳ぐらいだそうだ。

あるクラブに行った時、それを目の当たりにした。

男性トイレに設置された尿パッド回収機

ゴルフは練習できるが、排泄機能の衰えは練習ではどうにもならない。

歩道の縁石に座り、買ったばかりであろうペットボトルのお茶を飲もうとするおばあちゃん

開けようとするが、力が足りずに開けることができない。諦めて立とうとした時にボクが声をかけた。

「開かないですか?最近のペットボトルは固いよね。ボクでも苦労することがあるのよ。」と言いながら、サッと開けて手渡した。

「そうなのよ。こないだまでは簡単に開けれたのにね。ありがとうね。」と…

日本が超高齢化社会であることをビジネスを通して、誰よりも知っているはずのボクがふと思った。

「日本の余命はいかほどか」と。

私たちのような介護事業者だけではどうにもできない課題が高齢者の暮らしの中に溢れている。すぐにペットボトルを開けてくれる若者が溢れているわけでもない。

この人に会い、こう話した。

「未来のためにジュニアを育成することは大事だけど、シニアのゴルフライフもどうにかしないといけないのよ。プレーができなくなったら、はい終わりというわけにいかない。シニアゴルファーにおけるゴルフは暮らしの質に直結しているからね。そういったことにも力を貸してね。スターは忙しいよ、よろしく〜」と。

石川くんも来季はアメリカに再挑戦する。1月7日にはバハマに飛ぶらしい。プロとして、チャレンジできる最後だと思っているに違いない。言葉の端々からそれを感じた。

実は熟せば甘くなる。しかし、甘いまま、つまりピークをキープしたままで生涯を終えることはできないのだ。

2025年が終わる。

人として多少は熟れを増したのだろうか…

企業はピークを上げ続けることができる。

それは希望であり、それによって救われる高齢者がこの阪神間にひとりでも増えることを願う。いや、救うと誓う。

だって、地域の高齢者の暮らしが良くなれば、子育て世代、若者たちの暮らしも必ず良くなるからだ。2026年はこれを証明する方程式をカタチにしよっと。