2021.11.25Toyroro

さつまいもCOOKING! @伊丹

実りの秋、食べ物が美味しい季節ですね。
秋が旬の野菜「さつまいも」を使ったクッキングを行いました。
まずは絵本を通してさつまいもについて話を聞くことからスタートです。
絵本が大好きな子どもたち――真剣な表情でお話に耳を傾けていました。次に、実際にさつまいもに触れてみました。手にした瞬間、不思議そうな表情を浮かべたり、匂いをかいでみたり、「ごつごつするー!」と驚いたり様々な反応を見せていました。
そして“はまちゃんのお手伝い、がんばるぞ~!”とみんなで気合を入れ、お待ちかねのクッキングが始まりました。

ジップロックに入っている柔らかくしたさつまいもを一人ひとりつぶしていきます。0歳児の子どもたちは私たちと一緒に行いました。手のひらで叩く仕草を見せると、一緒になって楽しそうに“トントン”とリズムよく叩いていく姿が見られました。
1・2歳児は指先に力を加えてつぶしていきます。
「おいもを小さくしてね」と聞いた子どもたちは、真剣な表情を浮かべながら「ぎゅっぎゅっ」と言いながら次々とつぶしていきました。
ここからは、エプロンと三角巾を身に着けた2歳児のみが進めていきます。

身支度を終えるとさらにわくわく、どきどきが止まらない様子。まずは大きなボウルにみんながつぶしたおいもを取り出します。もちろん、ジップロックの開閉も一人で挑戦です。勢いよくボウルに入れるむぎちゃんの横で、こぼれないように慎重に取り出すしゅうくんでした。ボウルがおいもでいっぱいになると「おいもがあつまった~!」と目を輝かせる二人。

次は上新粉を加え、すりこぎで混ぜていきます。工程が一気に難しくなりますが二人は動じません。ボウルが動かないようにしっかりと手で押さえながら、混ぜ進めていきました。
「おいしくな~れ、おいしくな~れ」とみんなの愛情をたっぷり込めると、キッチンへボウルを運びます。はまちゃんに「お願いします!」とバトンタッチしてクッキングは終了です。

みんなで料理を進めた「さつまいももち」は立派に仕上がり、おやつの時間にいただきました。勢いよく頬張りながら「美味しい~!」「おかわり」ととっても嬉しそうな子どもたちでした。自分たちがたずさわったおやつは、いつも以上に美味しく感じたのではないでしょうか。食べる喜びや作る楽しさを味わうことができるクッキング。今後も食べ物への関心を高めていきたいと思います。