2023.05.05あらたか

【hanare伊丹】百寿お祝いの会

この度、大正12年4月28日生まれのK様は、100歳のお誕生日を迎えられました。娘様をhanare伊丹(小規模多機能型介護)へご招待し、ささやかながら百寿のお祝いをさせて頂きました。

K様は、百寿のお祝いカラーである桃色のちゃんちゃんこと帽子に包まれ、少し照れた表情を浮かべながら、お祝いの会がスタートしました。スタッフ特製の表彰状の授与、折り紙や画用紙で心を込めて作った花束・メッセージカードの贈呈、生クリームをたっぷり塗った苺のケーキ登場でバースデーソング合唱。K様は、「あら〜私、100歳なの?」と言いながらも、たくさんの笑顔を見せてくれました。

そして、事前に娘様から聞き取りした「K様の100年の軌跡」を描いたスライドショーも披露しました。北海道生まれのしっかり者で心優しいK様は、看護師として定年まで立派に勤めあげ、その背中を見て娘様も看護師を目指されたそうです。定年後は、ご家族やたくさんのご友人に囲まれ、趣味のパークゴルフや踊り、旅行を楽しまれてきました。スライドショーには、K様が刻まれてきた年輪や人生の重みが感じられ、出席者たちは感慨深い気持ちに包まれました。現在は認知症を患い、物事や周りの人のことがわからなくなってきたK様ですが、そのお人柄によってご家族やたくさんの人々に愛され続けています。

お祝いの会が終了した後、娘様から「私にとっても母にとっても理想の施設です。hanareさんに来させてもらって、本当に家族も気が楽になりました。ありがとうございます。」と感謝の言葉をいただきました。私たちも人生の大先輩であるK様の人生の節目を一緒に祝うことができ感慨深い思いがしました。また、「家族の絆」を感じていただける特別な日を演出することも私たちの職務の一つだと考えています。