2020.09.24Toyroro

トイロロお月見

秋の夜空に浮かぶ満月を見て楽しむ日本の風物詩「お月見」。トイロロ保育園でも「お月見」をテーマにしたイベントを行いました。
0・1歳児のみんなは、うさぎさんになりきって運動遊びに挑戦しました。
一人ひとり手作りの帽子をかぶり、まずはリズム遊びで親しんでいるうさぎジャンプに合わせて体を動かしました。「ぴょんぴょん」というかけ声に合わせて跳ねたり、私たちが手を繋ぐと体を揺らしながらジャンプしようとしたりする姿が見られました。いつもとは違った雰囲気を楽しんで欲しいという想いから、くねくね道には草、ジャンプ台には雲に見立てた飾りを施しました。跳んだ先にお月様がある――という仕掛けを作ったことで、お月様に向かって勢いよくジャンプ。まだ一人ではジャンプできないキッズは、うさぎさんのように膝を上下させながら体を動かすことを喜んでいました。

2歳児は食育の一環で、クッキング第二回目としてお供え用の「お月見だんご」を作りました。
材料は「粉・油・水」。一つずつ材料を混ぜ合わせ、捏ねていきます。その工程を真剣な眼差しで見つめる子どもたちの姿からは、意気込みが感じられました。
「ま~るくな~れ、ま~るくな~れ」と願いを込めて形を作ったり、「ころころ」と言いながら丸めたりすると、団子の完成です。
「ごはんやおやさいがたくさん育ちますよーに」と一緒にお願いをし、一人ずつ三方にのせていきました。「お月見団子」が玄関にお供えされると、「わぁ~」と歓声をあげていた子どもたちです。
10月1日――部屋の明かりを消し、ご家族でしっとり秋の夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。